世の中は、男と女とで構成されている。にもかかわらず、何故こんなにもその関係の中で不平や不満が満ち溢れているのか?!
今から百年以上も前に、今日の男女共同参画社会の基本的理念を考え示した人物「福沢諭吉」に今回は焦点を当て、この世界の研究をしてこられた丹原恒則さんに現代に通用する福沢の思考を提示していただきました。
21世紀〜ちょっと素敵な男と女〜になりました。
講師:ジェンダ−・セクシュアリティ研究(準備)会世話人
丹原 恒則(たんばら つねのり)さん
経歴:1953年東京都生まれ
大学卒業後、環境事業団へ勤務36歳のとき転職
東京から岡山へ生活情報誌の記者から「月刊プラザ岡山」の副編集長を経て岡山大学大学院で福沢諭吉「日本男子論」の今日的意味を研究
その後、福山市を中心とする週刊紙プレス・シ−ド編集長
現在は、男女論の書評・評論フリライタ−として、また、自治体などの講師として活躍しています。
◎ メンズリブ研究会、社会思想史学会、福沢諭吉協会、日本ジェンダ−学会会員
《著 書》
「男と女で半分っこイズム」 学陽書房
「男の育児書-Mens Book Child care」 現代書館
「女・男の現在(いま)をみつめて」 山陽新聞社 など
◇例会案内◇
今年最後のお出かけ隊は、天下の名園・後楽園を選びました。地元にいながら意外と知らない名園の知識。
今回は、その歴史、観賞のポイントなどを実際に回遊しながら、ゆっくり教えていただきました。
ご案内は、後楽園次長山本達郎先生。
なお、当日は、ちょうど恒例の菊花展の開会日で丹精の花々を香りとともに楽しみました。
<参加者の言葉>
すばらしい天候での後楽園は、本来の後楽園の歴史なども大変興味があり有意義でした。
案内者が時折呟かれる舞台裏の話も共感できるものがたくさんありました。
庭園は、本来楽しむもの、保存もできるだけ多くの人に感動と癒しを提供するもの、でもあまり多くの人出だと保全上に問題がある。などなど!!!
講師:後楽園事務所次長 山本 達郎(たつろう)先生
《経 歴》
昭和25年 8月2日生まれ
昭和48年 鹿児島大学農学部卒業 同年 岡山県土木部都市計画課公園緑地係
昭和58年 岡山県後楽園事務所
昭和60年 岡山県総合グラウンド事務所(岡山県総合協力事業団派遣)
昭和63年 土木部都市計画課公園緑地係
平成 4年 倉敷地方振興局建設部
平成 7年 土木部都市計画課公園緑地係
平成10年 岡山後楽園(岡山県郷土文化財団派遣)
ある参加者は、「悪徳商法はよくない。しかし、これに引っかかるのは、その人にも欲があるのでは」との岡本講師の言葉が印象的でした。自戒したいと思います。
講演会後の懇親会での課題テーマ「綺麗について」日本を象徴する良い言葉・単語・文字・文化・心である。それを英語で表せれるか? この言葉を英語にしてしまえ「kirei」などなど大いに盛り上がった。
講師:弁護士 岡本 憲彦 先生
経歴:
昭和19年7月25日生まれ
昭和38年朝日高校卒業
昭和42年京都大学法学部卒 同年 日立製作所入社
昭和45年10月 同社退社
昭和53年司法試験合格
昭和56年弁護士開業
平成5年度岡山弁護士会副会長
主な取り扱い業務:民事・家事全般、金融法務
趣味:囲碁・山歩き
事務所:岡山市南方1−5−2奥村ビル5階 FAX086−231−0957
日本初の西洋美術館「大原美術館」の創立者である大原孫三郎。
企業のあり方を追及し続けた彼は倉敷中興の祖として、その時代、人道主義経営を実践し、数々の遺産(大原社会問題研究所、倉敷労働科学研究所、倉敷紡績、岡山大学農業生物研究所、倉敷中央病院、中国銀行の初代頭取、中国電力の創設 など)を残した。
孫三郎の生き方、彼を取り巻く人々とのかかわりを通して、何か大きなものが今に伝わってくるような気がする。
参加者が感じたことを、インターネット検索、各種書簡などの多く資料や情報を基に参加者が得たものを自由に発表しました!!
■発表した内容■
講師:小石 雄一@週末の達人氏(写真) 週末の達人
知的生産の技術研究会は、現国立民族学博物館名誉顧間である梅棹忠夫先生が、書かれた「知的生産の技術」(岩波新書)に触発されて1970年(昭和45年)にスタートしました。知的生産の技術のセミナーおよび35点以上の関連書の出版活動を行なっています。
知的生産の技術こそが全く予想もつかない不透明な時代に、個人が自立していくための大きな手助けになると思います。
知研は請演会や演習をとおして、会員が自立的に知的生産の技術を学んでゆく機会を頻繁に、また安い参加費で提供できる団体です。
また、志を同じくする会員同土が情報や経験を交換しながらコミュニケーションするネットワークです。
小石雄一@週末の達人
経済産業省勤務、金沢出身43歳、今までに著書20冊、講演、勉強会の開催などを通じて情報発信を行っている。
知研、知研サロン、人脈フォーラムなどを主宰し、年間約80回のセミナーを東京、大阪、仙台で開催している。
●知的生産のための基地
時空間を超えるための仕掛け作り
書斎計画→【自宅】【書庫】【マンション】【都心】
屋外書斎→【自宅】【海・伊豆】【山・群馬】【川・秩父】
●自分のドメインを持っていますか。
アイデンティティの重要性
ドメイン→【PI】←【MI】【VI】【BI】
ライフステージ
ライフステージ → 【家庭】【仕事】【個人】
年代別のドメイン戦略
年代別 →【20】 【30】 【40】 【50】 【60】【70】
「〜」持ちになる
欲求 → 【仕事】【人脈】【時間】【カネ】 【余裕】
【PM】タイムマネジメント
「健康第一」
「集中力」 集中するには何もいらない
「昼休活用」 社外の人と連絡を取るパワーランチ&孤独ランチ
「朝が肝腎」 一日を楽しく過ごすコツ 〜朝のスタートを大切に〜
「発想は風呂の中」 朝風呂に入っている時に一日のシナリオを描く
「三文の徳」 早起きはたった三文の"得"にしかならない
「逆・残業」 裏技残業による時間の取り戻し ひとり早出
【PN】ネットワーク
「自己確立」 自分のスタンスを明らかにする 何が好きか なにをやりたいか
「情報豊富」 常に情報のおみやげを持っている 人と会うときに必要な情報とは何か
「カネ離れ」 カネに頓着しない 金が離れると人間がついてくる
「時間厳守」 時間をきちんと守る
「約束しない」 約束したことは絶対守る(約束出来ないことはしない)
「ギブアンドテイクと言うけれど」 ギブアンドギブの精神で
【PA】オートメーション
「情報投資」 パソコンへの投資は時間の買い戻し 投資した金額は、時間で戻せ
「自己紹介」 自己紹介のためのツール 理解してもらうための仕掛け
●発想の転換
「明日実行」 明日出来ることは今日やらない
「即刻着手」 いつかやろうと思っている限りは永遠に時間はやってこない
「公言実行」 「有言」「有限」実行こそパワーの源(人間は言葉の動物)
「待ちゼロ」 待ち時間を限りなくゼロにする方法→待ち合わせをしない
「目的達成」 達成感をしっかりと認識する。自分を誉めてやれ。達成感には大きさはない。
トークショー:漫画家 いがらし ゆみこさん(右の写真)
CANDYCANDY net
文明の発達と引換えに現代人は何か大切なものを捨ててきたように思います。
しかし、それを拾い集め漫画という表現形式で現実社会に贈り物として提示している人がキャンディーキャンディーの作品でお馴染みの『いがらしゆみこ』さんです。
倉敷の美観地区にある「いがらしゆみこ美術館」に一歩足を踏み入れると、心が和みます。世代を超えて多くの人々が温かさを求めて訪ねてきています。
今月は、知研・岡山の玄馬幹事(右の写真)とのトークで、いがらしさんの作品を身体で感じながら、作品を透かして見える現実社会の忘れ物を語りの中から見つけることが出来たと思います。
現在、いがらしさんは倉敷を舞台にした新作に取り組んでおられて、いろんな話を聞くことができました。参加者の中から「その作品を早く」との要望など その他海外での活躍など多くの質問・意見交換ができました。 先生と参加者の皆様ありがとうございました。
★参加者に抽選でゆみこさん直筆のサイン入り色紙をプレゼント!!
★ゆみこさんを囲んでの夕食会も楽しい一時でした。
講師:漫画家 いがらし ゆみこ さん
講師:ザイン・コンサルタンツ・ファーム
代表 手銭 克巳 氏
近年、ハワイ沖における えひめ丸沈没事故、東海村の臨界事故、医療ミス、食品問題など品質、環境、労働安全衛生に関する事故が多発しています。 また、企業では競争が激しく、厳しいコストダウンが迫られ、組織や作業環境が急速に変化している中で、今後さらに企業の経営責任は厳しく問われてくるものと思われます。このような社会・経営環境の中でISO認証取得件数は、品質ISO 9000の認証取得件数16000件、月平均1000件の増加
環境ISO14000の認証取得件数 4500件、月平均 300件の増加 などと今後ますます増加していくものと思われます。
そこで、品質・環境・労働安全衛生の統合マネージメントシステムの概要について、手銭氏に多くの審査経験を踏まえて実践的な解説をしていただきました。
講師プロフィール
労働安全コンサルタント(労働大臣登録)
ファイナンシャルプランナー(日本ファイナンシャル協会会員)
ISO主任審査員(JRCA登録)
大学院終了後、(財)理化学研究所にて10年間、薄鋼板の成形性についての研究に従事。その後、同和鉱業(株)に転職し、生産技術部の発足と共に関係会社の生産性向上、職場改善、ISOシステム構築等の支援業務に従事。
2000年3月に独立しザイン・コンサルタンツ・ファームを設立。
HOME PAGE http://www4.ocn.ne.jp/~sein/
講師:永 瀬 隆 氏
戦中、憲兵隊の通訳として、映画"戦場に架ける橋"で知られる泰緬鉄道の建設に関った。降服後、連合国軍の捕虜の捜索を命じられ、約三週間ジャングルを歩き、おびただしい数の遺体を目にした。戦後、亡くなった連合国の捕虜やアジア人労働者のために慰霊の寺院を建て又移動診療の支援をして来た。慰霊の旅は100回以上を数える。現在は日本兵の遺骨の収集に力を入れる。個人の凄まじい反戦活動と戦後処理のお話です。
講師略歴:1941年青山学院文学部英語科卒業。陸軍通訳を志願。南方郡総司令部付。1943年泰緬鉄道建設作業要員として、カンチャナブリー憲兵分隊へ勤務。1946年復員。復員後進駐英印軍・米軍軍政部通訳。千葉県立佐原女子高校教諭。1955年倉敷市にて英語塾を開設。現在に至る。1986年クワイ河平和寺院をカンチャナブリーに建立。現在、タイ国財団法人「クワイ河平和基金」「クワイ河移動診療基金」を主宰・運営。カンチャナブリー県名誉県・市民。三木賞(岡山県)。まちかどのフィランソロピスト賞。
著書:
『クワイ河捕虜収容所』(訳書)1984年
『「戦場にかける橋」のウソと真実』1986年
『クワイ河捕虜基地捜索行』1988年
『虎と十字架』英語版・タイ語版 1990年
『カウラ日本兵捕虜収容所』(共編)1990年
『両刃の剣』英語版 1994年
『陸軍通訳の責任』(共著)1997年
DEGTAL TREE in PARASOL STREETは、岡山千日前商店街で昨年10月から毎月最終日曜日に開催のフリーマーケット。このフリーマーケットではさまざまなイベントを開催しています。
<日本をよくする四つの課題>
講師:両備バス 代表取締役社長 小嶋 光信 さん