日時:12月10日(土)午後4時〜受付
場所:美津屋
<講演要旨>
美津屋は、田舎町玉野の寿司屋です。
美津屋の女将として25年になりますが、テレビなんかで紹介される一流料亭等の「女将」から受けるイメージからは程遠い、いわゆる3Kを地でいくようなお仕事と日々格闘しております。
とは言うものの、やはり華やかさもなくてはいけませんので、ついつい田舎の綻びが出てしまうことのないように必死になってこれを隠しながら、女将としての高い理想を追い求め続けているところでもあります。
このような女将の自分史を振り返ってみますと、いろいろな場面で、多くの方々にお世話を頂き、そして支えて頂きながら今日まで何とか辿り着いたということを痛感させられます。
今回は、そのような方々のエピソードも交えながら、女将として心がけていること、反省しなければいけないこと、近い将来こうしたい、あるいはこうあって欲しいと思っていること等についてご紹介したいと思います。
そして、今回の講演が美津屋のいいPRになり、ひいては少しでも玉野の活性化につながればと思っております。
素晴らしい出会いとなりますように!
皆様のお越しをお待ちしております。
講師:近藤 由美子(こんどう ゆみこ)さん 寿司・鉄板焼 美津屋 有限会社 女将
平成17年忘年会
知研岡山ゴルフコンペ
日時:11月19日(土) 14:30〜
場所:岡山シティホテル
タンスの奥からすっかり忘れていた昔のへそくり通帳が出てきた。「おいおい、意外と残高あるじゃないか。すぐに使い道も無いから定期預金でもしておくか。」と近くの銀行へ寄ったSさん。
さぞかし窓口嬢も大喜びと思いきや、すました顔で「投資信託はいかがですか?個人年金もお取り扱いしておりますが・・・・。」「投資信託って元本割れもある危険なやつでしょ。そんなの勘弁してよ。」「それでは外貨預金でも。円高リスク極力抑えた商品もございますが。個人向け国債も人気です・・・・。」「えっ!この銀行は定期を取扱いしないのかい?どうしてこんな商品ばっかり勧めるんだ?」
こんな体験をされた方、いらっしゃいませんか?銀行が預金を勧誘しなくなったのは何故でしょう? 今回はそんな素朴な疑問にお答えし、銀行の賢い使い方についてもお話致しましょう。
講師紹介:知研・岡山 会員
日時:10月21日(金) 18:30〜
場所:国際交流センター
皆さん、伯備線の新見駅近くに「方谷」という駅があるのをご存知ですか?この駅名は国鉄始まって以来、初めて人名を付けた駅なのです。決定までに色々と困難なことがあったようですが、地域住民の熱い要望と本人の功績を後世に残すという熱意が通り、当時の鉄道省が認可したものだそうです。
当時は有人で駅員もいましたが、世の中の流れに逆らえず今は無人となっていますが、実はこの地がかの山田方谷屋敷跡であったということなのです。
山田方谷は、備中松山藩(現高梁市)に生まれ(1805〜1877)、神童として若いころから頭角を現し、後にこの藩の財政改革を成し遂げた郷土の偉人なのです。また、教育にも熱心でご存知の備前「閑谷学校」の再興にも尽力し、多くの優秀な弟子を育ててきました。
その偉人を敬愛する人を講師にお招きし、方谷の教えを現代版に翻訳して分かりやすくお話いただき、私達も先人に学びながら、より良い郷土づくりを目指して行動していきたいと思いませんか。あまりにも暗すぎる世の中に、自分自身の「一光」を見つけて頂きたいと思っています。〔敬称は省略させていただきました〕
講師:岡山県立美術館 副館長 渡辺 道夫 さま
山田方谷に学ぶ会 代表世話人
日時:9月21日(水) 18:30〜
場所:岡山IPv6ショールーム「ゆびきたすくえあ」
<講演要旨>
電子マネーの携帯電話への搭載や定期券のICカード化、更には公共・金融分野での利用そして入退室管理や認証など幅広い分野で応用され、 ICカードはより生活に密着した存在となりました。
ICカードの活用の場はカードの形状という枠組みを超えてさらなる広がりを見せており、ネットワークとの接続やアプリケーションの多様化と共に普及が進んでいます。
全世界で累計8,200万枚利用されている”FeliCa”の最新情報をお話して頂きます。
講師:三橋 正示 さん
ソニーブロードバンドソリューション株式会社 FeliCa事業推進室
<講演要旨>
愛媛県漁業実習船「えひめ丸」行方不明者の捜索及び遺留品の回収(H13年8月〜12月)に関し、潜水艦救難艦「ちはや」は災害派遣における海上派遣部隊として行動した。
講師の鈴木氏は、『任務遂行に当たってはいろいろな困難と直面したが、その都度いろいろな方面からのご協力を得てそれらを解決し、最終的には無事任務を完遂することができた。その任務の完遂を底辺で支えたものは、世界に誇れる潜水艦救難技術であり、それらを適切に運用できる隊員であったことはもちろんであるが、何よりも、種々の制約の中で自分のことはさておき、行方不明乗組員をご家族の元に帰したいという一心で任務遂行努力を継続した乗員の「他人を思いやる心」がなければ本任務の完遂はあり得なかったものと思う。そのような乗員の努力の記録を通じて、海上自衛隊に対するさらなるご理解が得られることを期待したい。』と語られている。
なお、講師は、当時潜水艦救難艦「ちはや」副長として艦長を補佐する立場で任務に当たられたほか、昨年は潜水艦救難母艦「ちよだ」艦長として、韓国で開催された西太平洋潜水艦救難訓練に参加され、その成果について次のように述べられている。
「日本周辺で他国の潜水艦が沈んでも、速やかに救出できるという自信がつきました。これが海上自衛隊に対する各国海軍の信頼につながるのだと思います」「世界トップレベル」(ちよだ乗組員)にある日本の潜水艦救難技術に「経験」という財産が加わった。 と「ちよだ」艦長の鈴木富男氏は言う。(某新聞記事)
今回は、講師の貴重な体験談の中から 皆様と共に「他人を思いやる心」そして「謙虚な心」「感謝の心」等を考えて診ましょう。
<担当 幹事>
講師:鈴木 富男(すずき とみお)さん
海上自衛隊潜水医学実験隊副長兼教育訓練部長 1等海佐
元潜水艦救難母艦ちよだ艦長
潜水艦救難母艦「ちよだ」
恒例の読書会です。
日時:7月22日(金)18:00〜
場所:岡山県立図書館 サークル活動室
青春とは 歳を重ねただけで人は老いない 夢を失ったときはじめて老いる…。
戦後の日本人に勇気と希望を与え、高度経済成長の原動力にもなったサムエル・ウルマンの名詩『Youth』、そのオリジナル詩が大胆な自由訳で甦りました。
今回は、平素多忙な日常に埋もれてともすれば忘れかけている「我が青春」の日々の若々しい心と情熱を取り戻すひとときとしたいと思います。
アクセス:<路面電車>
東山行き〜「県庁通り」下車 徒歩5分
<バス>
岡電バス 岡電高屋行き〜「県庁前」下車すぐ
宇野バス 四御神、日生・寒河、八日市、瀬戸行き〜「県庁前」下車 すぐ
両備バス 西大寺行き〜「県庁前」下車 すぐ
できるだけ公共交通機関でお越しください。
【参考資料】
年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。
困難の時代に生きた著者・ウルマンは、80歳という人生の頂に立ち、来たるべき死を自覚しながらもなお、理想を追うことの大切さを歌い続けた。
温かな愛に満ち、生を讃えた彼の詩は、時代を超えて我々にさわやかな感動をもたらす。多くのトップビジネスマンに愛され続けたベストセラー詩集。
(「BOOK」データベースより)
訳者 新井 満
1946年、新潟市生まれ。作家、作詞作曲家、写真家、環境ビデオプロデューサー、長野オリンピックのイメージ監督など、多方面で活躍中。上智大学法学部卒業後、電通に入社。現在はチーフプロデューサー。小説家としては、1987年に『ヴェクサシオン』で野間文芸新人賞、 1988年『尋ね人の時間』で芥川賞を受賞。
2003年に発表された『千の風になって』の写真詩集、CDシングル&アルバム、DVD、絵本などはロングセラーとなり話題になっている。
日本ペンクラブ常務理事として平和と環境問題を担当している 。
知研・岡山 会長 万代 勉(まんだい つとむ)
引退した盲導犬の余生はあまり知られていない。西田 深雪さんは、その引退犬ボランティアとして活動されています。年老いた彼らの最後のパートナーである西田さんは、自宅に引き取り、彼らの最期を看取ってきました。「確かにつらいし、大変です。その反面、家族みんなが犬に対して、お互いに対して、優しくなれる。この気持ちは、犬たちがくれた宝物です。」とのコメントが読売新聞に掲載された記事を目にして感激しました。
また、ボランティアには「待つ」という姿勢が必要であり、納得するまで彼らに「後追い」をさせる。子供に話しかけるように声をかけ、体にしっかり触れて、1日に何度も抱きしめる。(幻冬舎 最後のパートナー)この本を読んで感激が感動に変化しました。
今回は、知研・岡山発足7周年記念大会として、西田さんが彼ら4頭と交流した日々の中で看取りの親として感じたこと、学んだことを話していただき、私たち一人ひとりが今一度、ボランティア活動の意味、意義を考えてみたいと思います。是非、ご参加下さい。
(担当 幹事)
講師:
引退犬ボランティア 西田 深雪(にしだ みゆき)さん
ラブラドール・レトリーバー/雌、ホワイト チャミーちゃん
倉敷市在住 主婦 「盲導犬の余生を看てあげて」と題した小さな新聞記事を見たことがきっかけで、引退犬ボランティアを始める。
「最後のパートナー」盲導犬を引退した犬たち 幻冬舎1,300円+税
<講演要旨>
倉敷市の東南部に位置する児島の歴史は非常に古く、鷲羽山遺跡や釜島遺跡にそれを見ることができる。そして、西暦712年(和銅5年)古事記の国生み神話に、9番目の島として児島が登場している。
この児島も長い歴史の中、数々の変遷を辿りながら今に至っているが、産業の面から見ると「児島三白」の歴史でもある。三白とは、漁業、塩業、そして、繊維業であり、現在は、学生服やカジュアルシャツ、ジーンズの生産量は全国1位であり、ファッションタウン児島として成長している。ちなみにアメリカ製デニムを用いたジーンズの生産がはじまったのは昭和40年頃からである。
今回のお出かけ隊は、日本発の女性用ジーンズを手がけた「BettySmith.Co.Ltd」を訪問し、大島社長(左:写真)のお話と、施設見学(会社及びジーンズミュージアム)をいたします。
その後、時間の許す方は、瀬戸大橋を眺めながらの昼食はいかがですか。
(倉敷市観光部観光企画課長主幹がご案内いたします。)
講師:(株)ベティ スミス 代表取締役 大島 邦雄 さん 開発部長 大島 健吾 さん
<講演要旨>
専門学校は最近特に見直されてきています。実績だけでなく、文部科学省の中央教育審議会においても、高等教育機関として認められ、大学と同等の卒業資格が認められようとしております。
なぜ、専門学校はこのように進化したのでしょうか?
基本的な法律から具体的な内容まで専門学校が理解できるようにわかりやすく説明するとともに、これからのわが国の教育と人材教育の在り方まで、わかりやすく説明させていただきます。
また、株式会社立大学や通信制の大学、専門職大学院についても触れてみる予定です。
講師:平田 眞一(ひらた しんいち)さん
1952年岡山市生まれ
早稲田大学大学院政治学研究科修了
学校法人第一平田学園 理事長
(中国デザイン専門学校・島根デザイン専門学校)
社団法人岡山県専修学校各種学校振興会 会長
全国専修学校各種学校総連合会 理事
NPO法人
全国美術デザイン専門学校教育振興会 副会長
財団法人岡山県私学振興財団 理事
中国デザイン専門学校 島根デザイン専門学校・奥出雲陶芸研究所
音楽好きが高じて、オーディオ専門店を岡山市内で営む。県外から訪れるファンも多い。
「オーディオ機器はピンからきりまであるが、お金を掛ければいい音が出る物でもない、限られた中で最良の音を引き出すのが、醍醐味であり、勤めでもある。」と....。
英国製スピーカー(ローサー)の魅力に惹かれ、オリジナルスピーカー創りを手がけたり、従来から「録音のカワグチ」と定評のある氏は、オーディオの再現性を最大限に引き出すために、ドイツにおもむき、シンプルで高品質な録音を行い、そのすばらしさを体感させてくれたりと、オーディオマニアはもとより、音楽家にも貴重な存在。又、国内外の演奏家によるコンサートのプロデュースも数多く手がける。
世界的フルート奏者、ペーター.ルーカス.グラーフ氏と国際的ギタリスト、マサユキ.カトウ氏による、岡山県立美術館ホールでのデュオ.コンサートも好評を得た。
昨年春、倉敷市芸文館での「倉敷音楽祭コンサート」NO.3「名演奏を良い音で聴くためのオーディオ講座」にも講師として出演。
今回はオーディオの機種を限定し、演奏家の違いによる音楽の聴き方や違いの楽しみ方など、氏の豊富なコレクションの中から聴き、話してもらいます。
ここをクリック して
試聴曲 ベートーベン交響曲第5番ハ短調「運命」作品67よりを聞き下さい。
講師:川口 高史(かわぐち たかし)さん 昭和16年玉野市生まれ
カワグチオーディオ
岡山市野田3−22−17 電話 086 244−3748
長らく総合文化センターに間借りし、立地場所などに幾多の難題を抱え、延び延びになっていた岡山県立図書館が、県庁の北、岡山城に隣接する歴史的景観の地に昨秋オープンしました。
地上4階、地下1階、延べ18,000平方メートル、収容能力230万冊と全国有数の規模を誇る施設となりました。
1.2階には6部門の開架閲覧室、3.4階には230万冊を収納できる自動化書庫があり、将来への備えも十分になっています。
さらに、時代の先端をゆくメディア工房などもあります。
また、利用面でも積極的な県内図書館の連携体制が整備され、パソコンで家庭から図書の貸し出しが受けられるようにもなりました。
今回は、こうした革新的な体制の整備に一貫して当たってこられた菱川廣光さんに、開館までのさまざまな苦労や、その結果生まれた図書館のすべてを語っていただくとともに、館内をくまなく案内していただいて、『知的生産』の新しい武器としての図書館に親しむ機会としたいと思います。
講師:菱川 廣光さん 岡山県立図書館総括参事・メディア・協力課長
主な経歴:真庭郡落合町生まれ。岡山大学法文学部卒
1971年 岡山県総合文化センター勤務 2004年 現職
内容:
あけましておめでとうございます。
本年のトップバッターはFMラジオ放送でもおなじみの赤井克己先生です。社長退任と同時に海外ビジネス留学。世界の若者に伍して奮闘、活躍をなさいました。帰国後もその活躍は目をみはるものがあります。
はつらつとした生き方に感動するとともにファイトを分けていただきたいと思います。
赤井先生は「67歳が太平洋圏の若い社会人に混じって、悪戦苦闘しながら学んだことをお話しする中で、今のアメリカ社会がどのような人材を求め、大学あるいはビジネススクールがどのような教育をしているかーを話したいと思います。
いかがでしょうか?その中で国際化の問題を考えていただいたらと思います。」と語っていらっしゃいます。
なお、「私が「FMくらしき」で話した内容の半年分(平成16年4月〜9月)をまとめた「聴いて、ちょっ とためになる話3」をご出席の方全員に謹呈」と、ご提案いただいております。
講師:赤井克己(あかいかつみ)さん
1934年岡山県に生まれる。1958年山陽新聞社入社。1986年編集局長。
1988年取締役人事局長。常務、専務を経て、1998年山陽印刷社長就任、
2002年同社社長退任と同時に、ハワイ・日米経営科学研究所に留学、
国際ビジネスを学ぶ。神戸大学経営学部卒。
1987年山陽新聞朝刊連載企画「ドキュメント瀬戸大橋」
取材班代表として新聞協会賞受賞。
著書に『67歳前社長のビジネス留学』『聴いて、ちょっとためになる話1、2』
出典:『おかやま雑学ノート』吉備人出版 2004年9月